数年前までDJをしてたマット。
(ラジオのDJじゃなくて、クラブとかパーティーで音楽を流す方の)
最近はずっとDJしてないっていうから、なんでーって聞いたら・・・
「DJをしてるとき、基本的に自分が好きじゃない曲ばかりを流さないといけないのがつまらないよね。
自分の好きな仕事だけ選んでたらやっていけないでしょ。」
・・・確かに!
「大変なのが、21歳のバースデーパーティー。(ニュージーランドでは21歳の誕生日は大人になったってことで盛大にやる)
子供たちは流行りの曲を流してーってひっきりなしに言って来るのに、親や親戚は懐かしい曲を積極的にリクエストしてくるでしょ。
若者向けの曲を流すと親戚があきらかにつまらなそうで、古い曲を流すと、若者のテンションが下がるという・・・DJやってて気まずい瞬間だよ」
なるほど〜
でもDJやってたら21歳の誕生日の仕事ってけっこうありそうだね!
「あるねー。あとは結婚式でも呼ばれるかな。
結婚式はお祝い事だから、やっぱりロマンチックな曲とか、ハッピーな曲を流すけれど、たまにリクエストされる曲が、歌詞をよく聞くと別れの曲だったりして焦ったり・・・^^;」
前一緒に働いていたイギリス出身のキャロラインもDJやってて、ニュージーランドでもDJの副業してたっけ。彼女は給料がいいからいい副業だって言ってたような・・・
「機材を自分で持っていかないといけないから、初期投資が必要だよね。
僕の場合はDJをメインでやっている人に雇われて働いてたから、そんなにもらえなかったんだ。
自分で機材を揃えて本業としてやれば、それなりにいい仕事だとは思うけど・・・」
会場に機材がないなら、スピーカー、ミキサー、マイクなど全部自前で持っていくってシステムなんだね。
「そうそう、それから、けっこう遠くの場所での依頼もあって、移動して、機材をセットアップして・・・ってやってると、結局長時間になるんだよね。
僕のボスはニュージーランド中いろんな都市の仕事を取ってきたから、ウエストコーストの、その町で唯一ある小さなバーでやったり、ネルソンのクラブだったり・・・
そのうち割に合わないと思って辞めたんだ」
パーティームードを楽しんで、音楽流していい仕事じゃん!と思ってたけど、けっこう大変なんだね・・・!
2013年11月12日
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