ニュージーランドで建築家になることについて聞いたんだ。
ローラ「アーキテクトっていうと、建物のことばかり考えてるイメージがあるでしょ。
でも実際は建物を利用する人のことを常に考えているのよ。
家はみんなの生活に直結してるし、人と関われる楽しい仕事って言えるわね。」
クライストチャーチでは、復興関係の仕事が急激に増えてるって印象がある。
ローラ「そうなのよ〜
地震前はそうでもなかったんだけど、あれから人が足りなくてね。
建築会社から、よくスタッフを探しに来るくらい、業界に人が不足してるの!!
現状では生徒の数に対して、求人が多過ぎ。」
クライストチャーチ以外でも仕事は見つかりやすいの?
ローラ「うーん・・・実際北島に住んでる友達は、なかなか見つからないって言ってたけど、常に建築家は必要だからねぇ・・・
今のクライストチャーチはこんなに求人が多くて、これから20年位はずっと仕事がたくさんあるんじゃないかっていう状況なのに、建築の勉強をする生徒が少ないのが困ったところ」
そうなんだ〜
でも確かに、今すごいニーズがあっても、震災後の復興と建築ブームが過ぎたときに、今度は人材が過剰になるって可能性もあるよね。
「私が教えてるCPIT(専門学校)では、3年で建築を勉強するコースもあるけど、一番人気があるのは1年のインテリアデザインコースかしら。
今から建築の勉強をしたいと思ってる高校生には、どの教科を頑張らなくちゃいけないっていうんじゃなくて、全部の科目を頑張ってほしい。
英語、数学、理科、地理、歴史、グラフィックス…どの授業も仕事の役に立つから。
既に他の業界で働いている大人でも、建築関連の勉強をするパートタイムのクラスもあるのよ。
男性でも女性でも、年令も関係なくどんどん挑戦してほしいな。」
こんな風に話を聞いてると、良さそう!って思うけど、実際はすごーーく勉強が大変そうなイメージがある^^;