
A Very Merry Scriptless公式サイト:
http://www.courttheatre.org.nz/index.cfm/1,2,145,0,html/A-Very-Merry-Scriptless-2009
これはimprovised comedy showと呼ばれる、アドリブで作っていくコメディー劇。
お客さんにどんどん話しかけて、そのキーワードを元に面白い劇が即席で出来上がっていきます。
好評につき追加公演が決まったので、その土曜日6時からのステージを見に行きました。
満席だった

クリスマスに伝わるキリスト教のお話 − イエス・キリストが生まれるので3人の賢者が星に導かれて3つの贈り物を渡すという話を、お客さんとのやりとりを元に、即興でコメディーにしていきます。
客席参加型なので、当てられたらどうしようとドキドキしちゃったよ。
難しい単語も多く含んだお笑いトークは早口で、リスニングが大変!
普段テレビを見ているより格段に聞きにくかったんだ。
みんなドッと笑っているのに、ええっ何が面白かったの!?というような場面も。
観客とのやりとりから、ストーリーのキーとなる項目が決まって、ねたを考える時間も無いのに即、劇がスタート。
賢者が持ってくるプレゼントはiPhoneという無茶な展開になっても、「iPhoneは画面をタッチして使います。人の心にタッチ(触れる)ようなご活躍を」とうまくまとめたり、他の賢者のプレゼントはドーナッツメーカー(クライストチャーチの街中で見かける、全自動ドーナッツ製造機)だという話になったとき、「ドーナッツは輪っかの形をしています。輪・・・サークル・・・これは永遠を示しているのです」と上手にアドリブで何でも話をまとめていくのはすごい!
中でも、即席で有名な歌にのせる歌詞を考えて歌ってしまうところで盛り上がっていました。
ちゃんと韻も踏んでるし面白い!
最初から最後まで会場が一体となって盛り上がっていました。